主体的な表現に変えてみる
会議で、自分の意見があるのに主張でき
なかったり、なにかやろうと思っても、
いろいろ考えてしまって行動に移せ
なかったり…。
そんなときには、「自分を主張できない」
「引っ込み思案」「消極的」とネガティブな
ことを考えてしまいがちです。
しかし、それらをフラットに表現して
みる。
他力的な表現から、主体的な表現に
変えてみるということ。
「自分を主張できない」「引っ込み思案」
「消極的」というネガティブな表現を
フラットにすると、「会議で、自分の意見は
あるのに発言はしない」「なにかやろうと
思っても、いろいろ考えて行動に移さない」
などという表現になるはずです。
つまり他力的な表現を主体的な表現に
変えるだけで、「目的があって、あえて
そうしている」と感じられるようになります。
ポンポン発言していた結果、軽く見られる
ということもあるかもしれません。
しかし、めったに意見を言わないことで
重厚感が加わり、結果的に自分の意見が
通りやすくなることも考えられます。
また、軽はずみに行動しないことが、
慎重で確実な仕事につながることも
あるはずです。
すると「自分を主張できない」「引っ込み思案」
「消極的」という欠点は、次のような長所も
兼ね備えていることがわかるわけです。
「自分を主張できない」→「思慮深くて重厚」
「引っ込み思案」 →「つねにまわりにしっかり
配慮できる」
「消極的」 →「慎重で、確実な仕事をする」
「すぐ行動に移さない」という主体的な
表現は、「自分はすぐ行動する前に、
しっかりと慎重に判断する」という解釈も
可能になります。
また、自分が消極的だと悩む方も多い
でしょうが、その消極性が自分自身を
守ってきたという事実にも目を向ける
べきだということ。
行動して傷つくことを避けるため、
潜在意識が「気楽に意見を言わない。
慎重に行動しろ」とブレーキを発動して
いると考えられます。
参考図書:『「一生」の自信を「一瞬」でつくる本』
(松橋良紀著、WAVE出版)
最後までお読みいただきありがとうございました。
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